猊鼻渓の舟下り、一関で造船作業進む

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一関市東山町の名勝・猊鼻渓の舟下りに使われる新しい舟の造船作業が進んでいる。 船着き場近くの作業場で大工兼船頭の3人が全て手作業で取り組んでおり、 今年3隻目の仕上げの真っただ中だ。3人は客とともに乗り込む時を楽しみに作業に励んでいる。
造船に携わっているのは佐藤和朗さん(55)、小野寺孝行さん(59)、岩渕享一さん(68)で、 いずれも前職は大工。舟下り用の舟は現在22隻あり、3人は約30年間にわたり、 船頭をしながら老朽化などに応じて随時、新たな舟を作ってきた。
大船渡産のスギを主に使用。木板を張り合わせ、底や側面のカーブなどを丁寧に削り出す。その後、腐食防止などの補強をする。   2018年6月26日 岩手日報

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